おがさわら丸の客室(特2等寝台)

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今回は往復共に特2等寝台の客室を予約しました。

おがさわら丸の特2等寝台の様子

おがさわら丸の特2等寝台の入り口
特2等寝台室は5階になります。一部屋ごとに12人分のベッドがありました。写真のように扉を開けると窓際までまっすぐ通路が伸び、その左右にベッドへの通路が枝分かれしています。

特2等寝台
ベッドへの通路を見て写真を撮ったのがこちら。特2等寝台はこのように通路を挟んで隣の人と同じ入り口となります。(=隣の人のイビキなどがなく静かであれば静かな空間になる。)

特2等寝台2
ベッドが上下に交互になるように設置されているので同じ通路から入るのは2人までとなっています。

特2等寝台の収納・備品など

3枚目の写真のように、荷物はベッドの足元に収納スペースがありますが、高さがある荷物は入らないので私は通路に置いていました。また、船内で使用できるスリッパがついてきます。

ベッドの中には照明とコンセントがついていて、コンセントのすぐ横に網棚があるのでスマホの充電等に便利です。また、ベッドの足元にはテレビがついているのですが、東京湾内や父島周辺でないと地デジは写りません。洋上ではBSしか映らないのでだいたい通販番組しかやっていないのでほとんど見ませんでした。ちなみに、テレビは音が直接でないようになっていて壁にイヤホンをさす穴があるのですが、ベッドに一つ100均のイヤホンがついています。

ベッドに関しては敷布団のシーツはあるものの掛け布団は首元がシーツが覆われているのみで全体にはシーツがかかっていませんでした。(これ、ちゃんと洗濯しているのだろうか。。。)

夜は22時に夜間消灯に切り替わって通路全体も暗くなります。カーテンが全体通路と枝分かれする部分の間に1枚、各ベッドに1枚あってどちらもマジックテープやマグネットで固定できるので明るい時間帯であってもしっかり光を遮ることはできます。

揺れたりすると船体がぎしぎしする部分も多少あって、かつお隣さんが万が一イビキなどがうるさい場合もあるかもしれないので気になる人は耳栓を持参したほうがよいでしょう。ちなみに売店でも耳栓は売っていました。

いずれにしても大部屋に比べると安眠できる確率は高いですし荷物置き場もあるので安心だと思います。ただ、鍵をかけることができる場所は一切ないので盗難が心配な場合は貴重品ロッカーにあずけたほうがよいです。

私の場合は荷物に南京錠をかけていたので財布とスマホだけ持って後は全部ベッドの横に鍵をかけて置いていました。ダイヤル式のロックを持っていると鍵を持たなくて済むので一人旅には便利なアイテムです。